ハウスメーカーや工務店へ見積依頼をする時に、守るべき3つのこと!

見積依頼

ステップ③では、いよいよハウスメーカーや工務店を3社程度に絞り、実際に問い合わせ、企画書の作成・提案をしてもらう段階に突入します。でも、いざ“依頼する”となれば少し緊張してしまうもの。きっとあなたも「住宅会社への問い合わせは、どのようにすればいいの?」とか、「そもそも依頼って、何を伝えたらいいの?」といった不安や疑問を感じていることでしょう。

そこで「ハウスメーカーや工務店へ見積依頼する時に、守るべき3つのこと!」と題し、「問い合わせ(アプローチ)」から「見積依頼」まで、分かりやすく「3つの約束事」にまとめました。これを読みながら進めていくと、スムーズにアプローチから依頼まで完了することができ、早ければ数日後には「○○様邸新築計画」という企画書があなたに提示されます。

この企画書を比較検討することで、あなたにとっての最適なパートナーが見つかるのです。そうなれば、大満足の住まいづくりは、いよいよ佳境に入ります。

「3つの約束事」の中には、あなた自身がまだ気づいていない、家づくりに対する希望や夢を引き出す(顕在化する)実践的なノウハウ・手法も含まれています。それらを活用することで、楽しく、そして間違いのない家づくりができます。さあ、進んでいきましょう。

3つの約束事.優柔不断やノーイメージが大失敗の一番の原因

ステップ③は、いよいよ住宅会社へのアプローチ・依頼です。住宅会社にアプローチするということは、「営業される」ということも意味します。相手も事業者ですから当たり前ですし、「ぜひ、うちで建ててください!」となるのは当然です。

ですから、「アプローチ~依頼」まで、あなた自身がしっかりとした順序で進め、きちんと準備、心構えをしておかないと“相手(営業)のペースで話をどんどん進められてしまう”という、後悔の家づくりへの道にまっしぐら、ということにもなりかねません。

では、どのような順序、準備で「アプローチ~依頼」までどうすればいいかを、3つの約束事をからめて見ていきましょう。

約束事その1:どっちもいいなは厳禁!軸を決める【事前準備】

数社(3社程度)に問合せし、「○○様邸新築計画」の企画書を提案してもらうわけですが、まず、ここで注意すること、守ったほうが良いことをお教えします。

注意点その1:工務店とハウスメーカーのどちらにするか明確にする。

ステップ①で解説した通り、両社には目に見えない品質、性能の違いがあります。よって必ずそこに価格差が存在します。それを十分に理解したいうえでハウスメーカーに依頼するか、工務店にするかを選択してください。

価格差の理由を理解せずに見積りを見ると、価格だけで決めてしまいがちになります。価格は重要ですが、ステップ①に示したように、あなたが何を大切にするのかが重要なのです。ハウスメーカーと工務店の両方にアプローチするのは、わざわざ“ボタンの掛け違い”をするようなものであり、無駄なことです。

注意点その2:木造と鉄骨のどちらにするか明確にする。

これはステップ②でもお伝えしました。木造系と鉄骨系では実現できる空間に差異がありますし、コストも違ってきます。それを同じ土俵で比較するのは無理がある話です。当サイト内の「建物のイロハ」ページの「工法について」や各住宅会社のWEBサイトをじっくり調べて、木造にするか鉄骨にするか明確にしましょう。

→ ハウスメーカーと工務店の工法・構造の違いを比較し、検討しよう!

約束事その2:こちらの本気度を伝える!【問い合わせ】

ハウスメーカーと工務店のどちらにするか決まったら、工法・構造が同じ3社へ依頼します。 以下は、ハウスメーカーの例です。工務店の場合、多くの会社が木造軸組工法(在来工法)ですが、中には2×4工法や、その他の工法を用いている会社もありますので、しっかりと調べて同じ工法・構造の会社を選びましょう。

例)ハウスメーカーの木造にする場合

  1. 積水ハウスのシャーウッド(木造)
  2. 住友林業(すべて木造)
  3. パナホーム(木造)

依頼の方法

各社の公式ホームページから資料請求するパターン

→ お住いのエリアの営業担当者が連絡してきます。
→ その後、ショールームや展示場へ出向きます。 

資料請求する際のポイント

氏名・住所はもちろんですが、アンケートにもしっかり記入すると、住宅会社に本気度が伝わり、その後の対応も良くなります。

総合住宅展示場や各社単独のモデルハウスなどへ出向くときのポイント

営業担当者に出会えますが、月末は契約に向けた商談で忙しいことが多いので、月初めのほうが丁寧に接客してくれます。

約束事その3:顕在ニーズはもちろん、潜在意識も浮き彫りに!【見積依頼】

3社それぞれの営業担当者と出会えたら、要望を伝えて「○○様邸新築計画」の企画(見積りも含む)を依頼します。

ここで重要となるのが、“きちんと要望を伝える”ということです。家づくりをスタートするにあたり、そのほとんどの方が「マイホームが欲しい」という思いが先走り、家に対する要望については「漠然としたイメージ」しか持っていません。でも、これではいいプランは期待できませんし、そのままの状態で依頼すれば、それこそ“ハウスメーカーや工務店が建てたい家”にしかなり得ません。

そこで、「はじめの第一歩」ページの「ヒアリングシートを利用し、自分や家族の思いを書き出そう」「自分の好みの家やインテリア、ファッションの写真をスクラップしよう」を実践してから、依頼するようにしてください。一日でも早く憧れのマイホームを手にしたいのは分かります。でも、焦っては大満足の家は建ちません。失敗したり、「ああしておけばよかった!」などの後悔をしないために、ぜひやりましょう。

→ 「家づくりヒアリングシート」を利用して、家族の思いを書き出そう
→ 自分の好みの家やインテリア、ファッションの写真をスクラップしよう