利便性が高く、開放的な暮らしができると人気を集める平屋。子育て世帯からシニア世帯まで、幅広く注目されています。しかし、平屋を計画・設計するには、しっかりとしたノウハウと優れた住宅性能が欠かせません。今回は、一条工務店で理想の暮らしを叶えられたH様に取材をし、大満足の秘密をお伺いしました。
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暮らしの悩みがすべて解決する家を建てたい!
長野県在住のH様は、家を建てる前の数年間でいろんなタイプの建物に住まわれ、それぞれに暮らしにくさを感じてこられました。鉄筋コンクリートの家では、結露に悩まされ、内階段のあるメゾネットタイプのアパートでは、上の階の生活音が気になったといいます。
「そこで一軒家に引っ越しをしたのですが、冬がすごく寒くて。オール電化にリフォーム済みで設備は新しかったものの、家全体の断熱性能が低いようで、電気代も結構かかっていました。もし新しく家を建てるなら、これまでの悩みをすべて解決できる家にしたいと考えるようになったのです」
全館床暖房で外がマイナス10℃の真冬も家じゅうぽかぽか
H様が住まわれている地域は、冬にはマイナス10℃にもなるところ。断熱性の低い一軒家では、お風呂の床も廊下の床も非常に冷たく、当時、生まれたばかりの娘さんをお風呂に入れた際は、暖かいストーブの前まで走っていくなど、本当に大変だったと述懐されます。
「ああ、暖かい家で子育てがしたい!と思いました。一条工務店の全館床暖房のおかげで、今では真冬でも家じゅうが暖かく、快適に暮らせています。風邪をひかせる心配が少ないのも良いですね」
さまざまな家事がワンストップでこなせる優れたゾーニング
最初は2階建てにするつもりだったH様ですが、建築予定地のご実家の土地は、高台で陽当たりも景色もよく、営業担当者から平屋を提案されたことをきっかけに、平屋のメリットの多さに気づかされたといいます。
「そういわれて考えてみると、実家の親が階段を大変そうに昇り降りする姿が思い出されて。また、前の家では重たい洗濯物を2階のバルコニーまで運んでいましたし、掃除機を階段の一段一段にかけるのも結構手間に感じていました。これから長く住み続ける家ですから、そういった負担や将来の不安を解消する平屋は、すごくいいなと思いました」
平屋を計画するにあたって重要なのは、効率的な生活動線の確保です。どこに何をゾーニングするかによって、暮らしやすさに大きな差が生まれます。H様邸は、子ども部屋からリビングを抜けて洗面所まで、段差なく一直線につながる間取り。これならお子さまの様子にも目が届きやすく、段差もないため安心に暮らせます。また、着替えから洗濯、収納までを、わずか数歩の移動で完結する効率の良さも特徴です。
「キッチンと洗面所、脱衣所、浴室といった水まわりを集約させ、さまざまな家事をスムーズに行えるように計画しました。洗濯機のある脱衣所は部屋干しができるので、洗濯→干すがワンストップで行えますし、洗濯物が乾いたら、タオルや着替えは畳んで収納力の大きなドレッサー収納にすぐに仕舞えます」と笑顔の奥さま。
「寝室にあるウォークインクローゼットにも近いので、着替えや洗顔などの身支度にも便利ですし、ウッドデッキもすぐそばにレイアウトされていますので、天気が良い日にシーツや布団などをラクに干せるのもうれしいです」
平屋の大屋根の利点を活かし、大容量の太陽光発電パネルを設置
以前の暮らしで悩みの種だった電気代。それを補うためにH様邸は太陽光発電システムを搭載することにしました。そして、ここでも平屋が役立ったと喜ばれます。
「平屋にしたおかげで屋根が広くなったので、太陽光発電のパネルをたくさん載せることができました。大容量にすれば将来へのメリットも大きくなりますよね。この地域は積雪しますが、年間を通して考えれば、契約前に示してもらったシミュレーションよりもたくさん発電していますよ」とご主人。
「あと平屋に暮らしてよかったなと思うところは、友だち親子が遊びに来たとき、子どもたちが家じゅうを走り回っているのを安心して見守れること。2階建ての家と比べて平屋は目が届きやすいですし、階段などの段差もないので心配事が少ないです。暮らしやすくて安心で、住宅性能がいいので、すごく経済的。いいところがいっぱいのマイホームを手に入れて、本当に満足しています」
建物データ
- 所在地:長野県
- 商品タイプ:i-smart/4LDK
- 延床面積:105.78㎡(31.99坪)