太陽エネルギーで自給自足。スマートハイムが目指す暮らし「グリーンシフト」/セキスイハイム

スマートハイム

昨今、私たちの暮らしは、自然災害などによる大規模停電や、電気料金の値上がりなどいくつもの「エネルギー不安」に直面しています。リスクを最小限にし、家族が安心して暮らす為にも、あらためて見直したいのが、「太陽エネルギー」の活用です。
これまではソーラーで発電した電気を使いながら、余った電力を電力会社に売るスタイルが主流でした。しかし、これからは余剰電力を蓄電池に貯め、夜も、天候が悪い時も、そして停電時でも、自らつくった電気を一日じゅう使い続ける“エネルギーの自給自足”が、次世代スタンダードのライフスタイルです。
セキスイハイムのスマートハウス「スマートハイム」が目指す理想のエネルギー消費について解説したいと思います。


太陽エネルギーで自給自足する「グリーンシフト」

セキスイハイムは、1997年にソーラー住宅の販売を開始しました。2012年には、蓄電システムの標準搭載モデルを、 2014年には電気自動車と住宅が連携する「VtoHeim」を発表。常に時代に沿った家づくりを目指してきたのです。 そして今、セキスイハイムが新たに目指す未来。それが「グリーンシフト」です。

グリーンシフト

「グリーンシフト」は、これまでのソーラー住宅をさらに進化させ、大容量ソーラー・蓄電システム・コンサルティング型HEMSを搭載して、石油・石炭、ガスや原子力も使わない、昼も夜もクリーンな太陽光エネルギーだけで自給自足する次世代スタンダードになるライフスタイルです。


グリーンシフトが目指す暮らしのメリットは「3つのゼロ」

1、光熱費ゼロ

光熱費ゼロ

東日本大震災以降、原発の稼働停止に伴い、火力発電の稼働比率が上昇。その結果、円安の影響もあり、原油・液化天然ガス・石炭の調達価格が上昇、そこに消費税増税が重なり、電気代は段階的に値上がりしました。震災後から、電気代は年間2万円も上昇したと言われています。

このように電気料金は、自然災害や原油変動などの価格によって、大きく左右されます。一般的なソーラー住宅の場合、電気を購入するため、どうしても電気代の変動に影響されますが、最新スマートハウスなら、なるべく電気を買わない生活スタイルで、電気代値上がりの影響を最小限に減らすことができます。

今後も、自然災害などによりエネルギーコストが高騰する可能性も十分にあります。月々では小さな値上がりでも、将来的には家計に大きく影響することもあるため、家を建てる際はこのようなリスクにも対応できる住まいが望ましいでしょう。蓄電池やV2Hを備えた最新スマートハウスは、つくった電気をなるべく自宅で使い、エネルギーの自給自足することで「電気をなるべく買わない暮らし」を実現。一般的なオール電化住宅と比べると電気代を抑えることができ、家計に大きく貢献します。

2、エネルギー収支ゼロ

エネルギー収支ゼロ

エネルギー収支ゼロとは、年間の発電量が消費電力を上回り、実質的な家庭の消費電力量がゼロ以下になることです。低炭素・循環型のエネルギー社会を築いていくために、政府は2020年を目標にZEH(ゼッチ)を標準的な新築住宅にすることを目指すと表明しています。ZEHとは住宅の高断熱性能、省エネ設備機器、HEMS、太陽光発電システム等を組み合わせ、エネルギー消費を上回るエネルギーを自宅で発電し、エネルギー収支をゼロまたはプラスにする住まいのこと。住宅一つひとつのあり方が改めて見直される中、家を建てる際のエネルギー問題への配慮がますます不可欠になりそうです。

ZEH達成に必要なポイントは3つ。

  • 1つ目は、太陽光など再生可能エネルギーを活用し、家で消費するよりも多くのエネルギーを創るための「創エネ」。
  • 2つ目は、家で消費する電力量を減らすために、HEMSなどの設備搭載によって実現する「省エネ」。
  • そして3つ目が、自宅内でのエネルギーロスを最小限にする建物自体の「断熱」性能です。
  • また、創ったエネルギーを貯めて発電時間以外にも使えるよう「蓄電池」の活用も望ましいとされています。

セキスイハイムの最新スマートハウスは、「大容量ソーラー」による大規模発電と独自のコンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」による省エネ性アップにより、エネルギー収支ゼロを達成。“使った分のエネルギーは自宅でつくる”という次世代住宅を可能にしました。

3、電力不安ゼロ

電力不安ゼロ

近年、落雷、竜巻、大雪など地球温暖化などの気候変動によって、自然災害による停電戸数が増加傾向にあります。特に大型台風・ゲリラ豪雨の観測回数は徐々に増え、停電のリスクが大幅に増えることが考えられます。自然災害だけでなく、その後の停電への備えも必須になると言えるでしょう。

自宅でつくった電気で自給自足できれば、万一の停電時でも安心して暮らすことができます。その鍵を握るのが「蓄電池」。ソーラーでつくった電気を貯めておき、夜間でも家電を使うことができるので、非常用電源として活躍します。

エネルギー自給自足の暮らしを視野に入れたスマートハウスなら、昼は大容量ソーラーによって家中の電気を賄い、夜は昼に貯めておいた蓄電システムの電力を活用することで、停電時でも一日中電気を使うことができます※。生活に必要な最低限の電力確保や復旧状況などの情報収集はもちろん、普段と同じような生活も可能であるため、大きな安心が得られます。

※予め選択した照明やコンセントをご利用になれます。
※天候及びお客様の家電使用状況か太陽光発電・蓄電池仕様によるため、エネルギー自給自足を保証するものではありません。


エネルギーの自給自足に欠かせない「蓄電池」のことをもっと詳しく!

家庭用蓄電池とは?

電力を貯めておいて必要な際に使える一般住宅向けの電池のことを「蓄電池」と言います。従来、電力は”ナマモノ”だと言われ、従来はつくった電力を貯めておくということはできませんでした。ですから電力会社でも、需要予測に合わせて無駄に電力が余らないように発電し、供給していたのです。しかし家庭用蓄電池の登場により、一般家庭で電力を貯めておけるようになったことで、”ナマモノ”であるはずの電力を一旦保管しておき、時間をずらして使えるようになりました

一般家庭において蓄電池が役立つシーン

地震や風水害の影響で電力の供給が止まっても、家庭用蓄電池に貯めておいた電力で最低限のライフラインを確保することができます。携帯電話やスマホの充電により連絡手段を維持したり、テレビやオーディオで避難情報や気象警報などの情報収集をしたりすることができます。照明が使えたり、温かい食事が用意できたりすることで、家族の安心感もぐっと増します。また灯りがつくことで、自宅だけでなく停電時の地域の犯罪抑止効果にも期待することができます。

※予め選択した照明やコンセントをご利用になれます。

毎日の暮らしでも役立つ蓄電池

蓄電池のメリットは、「時間をずらして」電力を使えるという点です。例えば割安な深夜電力を蓄電池に貯め、電力が割高な日中に使うことができるのです。このように、時間をシフトして電力を使うことで光熱費の削減が可能になります。

家庭用蓄電池の選び方は?

蓄電池を選ぶ時に大切なのは、スペックだけで決めてしまわないこと。太陽光発電と家庭用電源との両方に接続することができ、充放電を効率的にできるかどうか。停電時に自動的に自立運転に切り替えられるかどうか。そして、家の中の設備や家電と連携できるかどうか。そういった点にも着目して選ぶようにしましょう。

自治体によっては、蓄電池の導入に補助金制度を利用できる場合もあります。お住まいの自治体に問い合わせてみるのもおすすめです。


スマートハイムおすすめ商品

スマートパワーステーション

賢く(スマート)電力をつくる場所(パワーステーション)という名の通り、昼も夜も、太陽の力でエネルギー自給自足を目指せます。普段の生活はもちろん、もしもの停電や電力不安のリスクを最小限にする安心のある暮らしを提供します。家の原点が家族を守るものであるからこそ、いま、エネルギーの安心という選択が家づくりで求められています。

スマートパワーステーション 100%Edition

業界で初めて、エネルギー自給自足100%を達成。昼はソーラー発電した電気で自家消費、夜はEVや蓄電池に貯めておいた電気で暮らす。24時間・365日買う電気に頼らないことを目指す究極のクリーンな生活サイクルです。


いかがでしょうか?

これからの家づくりにおいて視野に入れておきたい、自然災害や電力不安のリスク。太陽光発電がその不安を解消してくれそうです。いざという時だけでなく普段の生活にも役立つシステムをぜひ活用していきたいですね。