【天窓・トップライト】明かり取りのメリットは? 掃除はどうする?

明るく、心地いい空間に仕上げるために採用される天窓(トップライト)。天井部分に窓を設けることで、日中の多くの時間に自然光が差し込みます。今回は、天窓を採用する際に気を付けたいポイントをお伝えしたいと思います。


最大のメリットは、空間が明るくなること

三井ホーム・ルーカス

天井部分に設けた窓ですから、日中の多くの時間で自然光を室内に取り込むことができます。住宅密集地の場合、なかなか窓を大きく取ることはできませんし、隣家が迫っている場合は、窓があっても効率的に光を取り入れることも難しいでしょう。

その点、天窓なら障害物に遮られることもなく、たっぷりの自然光を室内に取り込め、明るく心地いい空間を実現することができます。


熱い空気を逃がし、室内環境を爽やかに

三井ホーム・ラングレー

暖められた空気は上昇し、天井部分に溜まります。空気を循環させ空調するか、熱い空気を逃がしてやらなければ、特に夏の室内環境は不快になってしまいます。

開閉式の天窓なら、効率よく熱い空気を逃がすことができます。また、その他の窓の位置を、風向き・空気の流れをしっかりと計算して配置すれば、より風通しのいい住まいが実現できます。


見上げれば、青空、星空、お月さま

三井ホーム・ウエストウッド

天井部分の窓ですから、家の中に居ながらにして「空」を楽しむことができます。ふと目をやれば青空や、茜色に染まった夕方の雲、星や月が。普段の暮らしの中で自然を感じられると、リラックス効果も生まれます。


特に夏場の暑さには注意しよう

三井ホーム・ラングレー

天窓は高い位置にあるために、一般的な窓と違って簡単にカーテンの開け閉めができません。部屋の中は明るい代わりに、日中、ずっと強い光が差し込むのです。特に夏場は、その暑さが不快に感じることもあります。

そこでおススメなのが、電動のロールスクリーンやブラインド、ハニカムスクリーンです。これなら手元でラクラク操作して、強い日差しを調節することができます。


天窓設置は、施工実績の多い建築会社に

三井ホーム・ロンディーノ

天窓は、防水がとても重要になります。特に開閉式の場合、施工が疎かだと雨漏りしてしまうことも。天窓を採用する場合は、依頼する建築会社が天窓の施工実績が豊富かを確認することをおススメします。


意外と掃除は不要という方がほとんど。清掃は専門業者に任せよう

「天窓の掃除はどうすればいいの?」と思う方も多いことでしょう。天窓を採用した家づくりをした方にインタビューをしたところ、ほとんどの方が「掃除はしていない」と答えています。雨や風である程度は汚れが流れていくようです。

それでも気になる場合は、必ずハウスクリーニングの専門業者に清掃を依頼しましょう。屋根での作業を素人が行うのはとても危険です。知識も道具も経験も持つプロにお願いするのが得策です。


まとめ

天窓は自然光をたっぷりと室内に届けてくれる素晴らしいアイデアですが、メリットのほかにいくつか注意点もあります。上記メリット・注意点をおさらいしながら、ぜひ明るく心地のいいわが家を手にしてください。