【家づくりの工夫】ちょっとしたプラスαで高級感を生み出すコツ7選

家づくりをする際には、どうしても予算との戦いになります。でも、限られた予算の中でもこだわりや憧れを実現したいのは誰もが思うことです。そこで、室内をより“高級感のある”ものに仕上げたいというあなたに、ちょっとしたひと工夫で可能となるアイデアをご紹介したいと思います。


一部に石やタイルなどを用いる

三井ホーム

たとえば玄関のたたきに自然石などを用いると高級感が生まれます。またキッチンや洗面の壁に一部でもいいのでアクセントタイルやモザイクタイルを貼ると、雰囲気ががらりと変わります。全面タイル貼りにするとそれなりにコストはかかりますが、一部なら予算内に収められるかも知れません。その他にも、テレビボードの一部に用いたり、階段下などあまり利用しない空間の床などを彩ると、それだけで空間の上質さが一気に増します。


パウダールームの床を彩る

スウェーデンハウス

パウダールームの床は、水に強い素材を用いますが、Pタイルで市松模様などを描くと、空間がよりモダンになります。このような場所の床にはあまり意識がいかないものですが、ちょっと色や風合いを工夫するだけで、まるでホテルのような空間に仕上げることができます。


リビングやダイニングの掃き出し窓を全開放サッシにする

ヘーベルハウス

リビングやダイニングからお庭に出られるように掃き出し窓を採用する場合、思い切ってそれをフルオープンにできる折りたたみサッシ(全開放サッシ)にしてしまいましょう。このタイプのサッシなら開放感抜群ですし、とにかくおしゃれ。お友だちを招いたときには、きっと羨ましがられますよ。


一部でもいいので、壁紙を工夫する

三井ホーム

壁は面積が大きいので、室内空間すべてをこだわるとコストが高くなってしまいます。そこでお気に入りの部屋だけでも、壁紙に凝ってみてはいかがでしょう。寝室やリビングなど、くつろぐ場所を彩れば、それだけで空間に高級感とやすらぎが生まれます。もし、ゲストにあなたのセンスを感じて欲しいなら、トイレの壁を飾るといいでしょう。「こんなところにもこだわっているんだ」と感心されますよ。
また、欧米の人々は壁の一部だけ色を変えて楽しみます。それも赤や青など、かなり思い切った色を使用するのです。住まい全体のバランスにも関わってきますので、これはかなりの高等テクニックですが、覚えていて損はありません。

ミサワホーム

玄関ホールにアクセントウォールを設ける

セキスイハイム

玄関扉を開けて、まず目に入ってくるのが壁。もちろん壁で遮らず、廊下を伸ばすプランもありますが、壁の場合は、そこをアクセントタイルや石などで彩るのも一つのアイデアです。ぐっと高級感が増すこと請け合いです。


タンクレストイレにする

スウェーデンハウス

タンク付きのトイレは、日本ならではのもの。タンクレストイレにするだけで、ホテルライクなレストルームになります。別途、手洗い水栓を設けることになりますが、それ自体も高級感を生み出すアイテムです。


折り上げ天井にする

セキスイハイム

写真にあるように、天井に凹凸を設けたのが折り上げ天井。こうすることで空間が、とても高級感のあるものとなります。しかしながら、この折り上げ天井は、コストがすごくかかりますので、予算が厳しい方は参考程度にしてください。


まとめ

すべての部屋を彩ったり、上記の工夫を全部盛り込もうとすると予算を圧迫すると思いますが、一つでも採用すると、それだけで雰囲気は変わります。ぜひ検討してみてください。