【採光】明るい家にしたい時に抑えておくべき工夫ポイント&注意点

新しく家を建てるとき、「明るい家にしたい!」という希望を出される方はとても多いものです。確かに明るい家は気持ちがいいですし、心晴れやかに過ごせます。でも、特に都心部の場合は、隣家が迫っている場合もあり、周辺の建物によって陰に遮られる時間帯も生まれがちです。そこで今回は、そんな条件下であっても、少しでも明るい家にするための工夫ポイント、そして注意点をご紹介します。


工夫ポイントその1 窓を多くつくる

これは基本中の基本です。「窓」を多くすれば、その分、外光を室内に採り入れることができます。しかし、気を付けておきたいのは「プライバシー」の問題と「防犯」です。窓の位置や大きさを、隣家や周辺環境をしっかりと調べたうえで設計しましょう。また、窓からの浸入リスクも考慮し、適切な防犯対策を施してください。


工夫ポイントその2 トップライト(天窓)を設ける

トップライト/三井ホーム

「トップライト(天窓)」とは、屋根や天井に設けられた窓のこと。そこには遮るものはありませんから、自然光をたっぷりと採り入れることができます。また、青空や星空も眺められ、気分もとてもいいですし、見た目にもお洒落です。
注意点は、雨漏りしないようにしっかりと施工すること。さらに掃除(窓拭き)をどうするか、暑い陽射しの時は、どのように遮るかなども、しっかりと検討・対策を講じましょう。


工夫ポイントその3 高窓や地窓を採用する

高窓/ミサワホーム

これは「工夫ポイント1」に含まれますが、「高窓」にすれば外からの視線を気にすることなく過ごせます。また「地窓」もプライバシーに配慮しながら光を取り込む有効な手段です。特に暗くなりがちな玄関や、座の暮らしとなる和室に設けると、お洒落かつ、箱庭などの借景も楽しめます。
注意点は、高窓の場合、せっかくですから外の景色(空)も楽しめるように設計すると良いでしょう。地窓は、座った際の目線とうまく合わせることが大切です。

地窓/ミサワホーム

工夫ポイントその4 中庭(ライトコート)をつくる

中庭/住友林業

壁に囲まれた「中庭(ライトコート)」を設けると、そこが「光の柱」となり、取り囲むように配置された各居室に、心地のいい自然光を送り届けてくれます。中庭にシンボルツリーなどを植えると、より自然が感じられ、お洒落で快適な暮らしが楽しめます。
注意点は、外空間と室内空間の境目がフラットに近くなりますので、雨水等の排水計画は十分に行いましょう。


工夫ポイントその5 吹き抜けを設ける

吹き抜け/住友林業

下階と上階をつなげる「吹き抜け」を採用すれば開放感が増しますし、窓面積も大きくできるので、とても空間が明るくなります。
吹き抜けを採用すると、熱対流の問題で冬は寒く、夏は暑く感じることもあります。シーリングファンで室内の空気を循環させること、断熱性など、寒さ、暑さの対策はしっかりと講じておくべきです。


まとめ

いかがでしたか? この採光の工夫は、通風に優れた家(風通しのいい家、換気しやすい家)づくりにも通じます。ぜひ、これからの家づくりにお役立てください。