【建築実例】最高の立地を生かす間取りづくりのセオリー/三井ホーム

三井ホームの建築実例

富士山を望む敷地に、日当たりと眺望を楽しむ家を建てる

三井ホーム社員のSさんがマイホームを建てるにあたり、最優先に考えたのが日当たりと眺望のよさを生かすこと。富士山や南アルプスを望める小高い丘の上に、好条件の土地を探しあてたSさんは、この敷地の長所を最大限に生かすべくプランを練りました。

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目の前を遮る建物がなく、富士山を望む絶好の眺望(左写真)。この敷地条件を生かすために、 模型も活用して視界の広がりや光の入り方をじっくり検討したそうです(右写真)

「採光の確保には、光がたっぷり注ぐ南側の壁面を大きくとるのがベスト。そのために、まずは片流れ屋根のデザインにしようと決めました」と、一級建築士のSさん。屋根を片流れにすることで生まれた南・西側の大きな壁面に、さまざまな大きさや形の窓を配しました。写真と共にその工夫を見ていきましょう。

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遮る建物がなく、眺望が開ける南側には大きな窓を(左写真)。 西側は隣家があるため、窓の形や配置を工夫しています(右写真)

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階段ホールの吹き抜けは採光・通風の絶好のポイント。 隣家に面する側は縦長の窓で視線を巧みに遮りつつ、手が届く左端の窓のみ開閉可能にして、通風を確保(左写真)。 階段の足元には曇りガラスの小窓を配し、すべて通風可能に(右写真)

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2階リビングの南面は大きな掃き出し窓で、バルコニーにつながります。ここがSさん宅の絶景ポイント

窓は、光や風、眺望などを取り入れられる一方で、外からの視線も入ってくる場所。大きな窓をつくっても、視線を気にしてカーテンを閉めっぱなし…では本末転倒です。Sさん宅で参考になるのは、その点を熟慮した窓の選択。また、窓は形状、開閉の有無、ガラスの種類などのバリエーションも豊富です。採光や通風、眺望を生かした住まいを建てたい方は、Sさん宅のアイデアを参考にしてみてはいかがでしょうか。


便利な洗濯動線や、ゆとりある収納スペースで家事をラクに

一日たりとも休めない洗濯は、家事の中でも負担が大きいもの。特に小さな子どもがいればなおさらです。三井ホーム社員のSさん宅は、小学生と幼稚園児の二児の子育て中。1階に寝室やサニタリーなどのプライベートスペースを集中し、日々の家事がスムーズになるよう、動線と収納に工夫を凝らしています。

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毎日の洗濯の負担を軽減すべく、動線は短くコンパクトにまとめました。洗濯物は、洗面室から直接出られるデッキや庭先に干しますが、デッキは屋根がかかっており急な雨も安心。洗面室にも天井吊り型の物干しを設置して、仮干しや雨の日にも対応できるように。とりこんだ洗濯物は、隣接する寝室でたたんだ後、クローゼットにそのまましまえます。

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市販のラックなども活用して、使いやすい洗濯スペースに(左写真)。 デッキには浴室からも出られます(右写真)

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洗面所の向かいにはトイレが。「子どもが脱衣後にトイレに行きたがっても大丈夫(笑)」とSさん

また、廊下には奥行きが浅い収納と深い収納の2つを確保。「浅い方にはタオルや洗面用品の買い置きなどを、100円ショップで購入したカゴで分類・収納しています。深い方にはスポーツ用品などを、ホームセンターで購入した衣装ケースに入れてしまっています」とSさん。天井までの収納で容量はたっぷり。引戸のため全面を開放でき、出し入れもラクです。

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奥行を変えて巧みに使い分けた収納。これだけの容量があれば、洗面室にモノがあふれません(左写真)。 玄関ホールからプライベートスペースへの入り口は、のれんをかけてさりげなく目隠し(右写真)

洗濯などの日々の家事に関わる動線は、できるだけコンパクトにまとめることでストレスを軽減できます。また、収納は容量だけでなく、モノに応じた奥行や適切な配置も大事。コストダウンのために、収納内部は市販のグッズを活用するのもオススメです。これから家づくりを考える方は、ぜひSさん宅のアイデアを参考にしてみてください。


今回の施主は…三井ホーム Sさん

山梨への転勤を機に、自然豊かな環境に魅せられてこの地での家づくりを決意。今は東京勤務だが、週末の帰宅が楽しみでたまらないとか。「わが家に戻ってくると、心身ともにリラックスできます」。アウトドア派でスポーツ用品やキャンプ用品グッズをたくさん持っているが、収納が充実しているので家の中はスッキリ。

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