「子どもがいても共働き」という選択をするご夫婦が増えてきている今の時代、家づくりに関して求める条件も変化しているようです。共働きのご夫婦は、仕事に家事に子育てにととても忙しく、時間や空間の使い方などがこれまでの常識に当てはまらないことも。そこで、セキスイハイムが共働き家庭のために提案する、5つの新常識をご紹介します。
***新常識その1:人の出入りを考える
共働きの家庭の大きな特徴は、人の出入りが増えること。ご夫婦の不在時に祖父母やベビーシッターなど家族以外の人が出入りしたり、子どもが一人で鍵を開け閉めしたりすることも少なくありません。子どもの留守番対策、不在時の防犯対策や宅配便の対処なども家づくりにおいての課題になっています。
*「人の出入り」に備えて取り入れたいポイント
①「スマートキー」の採用
②必要なものがすぐにみつかる収納計画
③不在ということがすぐにわからない工夫を
④「スマホ対応の室内防犯カメラ」を取り付ける
⑤戸建て向けの宅配ボックスの設置
さらに詳しく知りたい方は「共働きのための家作りガイドブック」で。
***新常識その2:家族で家事をシェア
仕事と家事の両立は、共働き家庭の大きな課題のひとつ。ご夫婦がそれぞれの時間に合わせて分担するのが共働きの家事スタイルです。家事のシェアを成功させる秘訣は、作業動線や部屋の使い方、収納。掃除や洗濯、料理など、どのようなスタイルで行いたいかをしっかりイメージすることは、住みやすく快適な家作りための第一歩です。
*場所別 仕事と家事の両立が上手くいく空間づくりのコツ
①洗濯
洗濯はいろいろな作業の連続。洗う・干す・畳む・収納の動線を無駄なく設定することで、作業の効率がアップ。毎日の洗濯がラクになります。
②キッチン
キッチンの使いやすさのカギは、収納の奥行き。奥行きが深すぎると何が入っているかすぐに認識しづらいので、ワンアクションで見渡せる収納が◎。
③多目的スペース
子どもの遊び場やおもちゃの収納、ご夫婦の衣類の収納など、用途を限定せずマルチに使える多目的スペースは、共働き夫婦の強い味方。リビングやダイニングと隣接して、キッチンから様子が見える位置が理想的です。
***新常識その3:一番大切なのはリビング・ダイニング
朝、家族が集合してそれぞれ出勤、登校・園し、夜には集合して夕食を食べたり談笑したりしてくつろぐ場所。リビング・ダイニングは、家族同士の時間を育むための大切な空間です。よりよい空間にするためには、くつろげる心地よさと快適に暮らすための機能性も必要になります。
*リビング・ダイニング、4つの役割
①家族のつながる場
②生活の基盤
③コミュニケーションの場
④家族の気配を感じながら、「個」で過ごせる場
*効率アップにおすすめの収納&機能
①プリント提出&整理コーナー
学校からのプリント類は専用の書類トレーを設置。
②︎家族の情報ステーション
ピンナップボードとして、コルクボードやホワイトボードを用意。
③ワークコーナー
在宅ワークや持ち帰り仕事、子どものリビング学習の時、ダイニングテーブルとは別にコーナーがあると便利。
④文房具コーナー
⑤衣類のチョイかけスペース
⑥掃除道具収納&充電場所
さらに詳しく知りたい方は「共働きのための家作りガイドブック」で。
***新常識その4:子どもの力を伸ばす家
自分のことは自分でできる、賢い子が育つ家とはどんな環境でしょう。子どもの力を伸ばすための家づくりのポイントをご紹介します。
*子どもの力を伸ばす家づくり、5つのポイント
①リビングに学習コーナーを作る
②LDKとテラスを暮らしの中心にしよう
③︎子どもSOSを見逃さないよう“タッチポイント”を作ろう
④リビングに本棚を置こう
⑤お手伝いがしやすい家にしよう
さらに詳しく知りたい方は「共働きのための家作りガイドブック」で。
***新常識その5:共働き仕様の収納
忙しい共働き家族にとって、取り出しやすく戻しやすい収納はとても重要です。「収納指数」を意識すれば、動線に沿った出し入れしやすい適材適所の収納が完成します。収納指数の数値が少ないほど、片づけやすいよい収納と言われています。
*共働き仕様の収納ポイント
①モノの指定席を最小の収納指数にする
②収納で重要なのは奥行き。収納物に適したサイズに
③︎物の指定席を作ると、ダブり買いがなくなる
④見やすく出し入れしやすい収納があれば、夫も妻も片付けられる
⑤インテリアは収納を考えてから決める
⑥ダイニング回りには収納が必要
*共働き生活がもっとラクになる小さな工夫
①玄関
玄関横にシュークロークを。ベビーカーやレインコートなど外出時に利用するモノが仕舞える場所になります。
②洗面脱衣室
共働き家庭の朝の脱衣室は大混雑。広めの通路幅や2人並んで立てる洗面台など、ゆとりのあるスペースを確保しておくと安心です。
③コンセント
コンセントの不足は、住み始めてから感じる場合が多く、後から追加するのは大変。スマホ、電動自転車、パソコンなど、使用する場所や位置、数をある程度想定して作っておくことで、住みやすさは格段にアップします。
いかがでしたか?
「5つの新常識」を考慮しながら家作りをすれば、きっと快適で温かい家族の暮らしに近づけるはずです。この「5つの新常識」のもっと詳しい情報が知りたい!という方には「共働きのための家作りガイドブック」を無料プレゼント中! 共働きの住まいに役立つ情報が満載です。