共働きの忙しい奥様は、一日の中でやることがとても多いもの。時には仕事を持ち帰ることもあるでしょうし、お子様の学校への提出物など、自宅での事務作業は決して少なくありません。そんな時代だからこそ、ぜひおススメしたいのが「奥様の書斎」。この空間があるかないかで、暮らしの機能性に大きな差が生まれます。今回は、便利な書斎を奥様目線でご紹介したいと思います。
目次
タイプ1:独立した居室があると息抜きもできる
3〜4畳ほどの独立した居室があれば、仕事や事務作業のほかに、読書や趣味の時間も落ち着いて楽しむことができます。何しろ自分の個室ですから、空間を自由に使えるのはうれしいもの。お気に入りの家具や小物でコーディネートしたり、誰にも邪魔されずゆったりとくつろいだり…。こんな空間があれば、暮らしがより豊かになることでしょう。
タイプ2:在宅ワークのための専用設計で機能性・効率性を高める
在宅ワークを念頭に置いて空間設計する提案です。忙しい共働きの奥様が時間を有効に使いながら在宅ワークをし、家事もこなしていくために、家全体をそれ専用の空間設計で建てるという考え方です。
三井ホームの「Lucas(ルーカス)」は、2階フロア全体をゆるやかにつなげ、リビング及びダイニングを、「くつろぎの場」として、「ワーキングスペース」として、子どもたちの「スタディスペース」としてフレキシブルな使い方ができるようにプランニングされています。これなら子どもたちに目を配りながら自らも在宅ワークをこなすことができ、他の家族がリビングでゆったりと過ごすこともできます。共働き世帯には、いいことずくめの提案と言えるでしょう。
タイプ3:家事をするスペースと共有・共存する(ダイニング編)
専用の居室が確保できればそれに越したことはありませんが、敷地条件には限りがあるでしょうし、忙しい家事をこなしながらの在宅ワークともなれば、家事をするスペースと共有、もしくはそこに近い場所で作業ができるようにプランニングすることが大切となります。タイプ3は、ダイニングテーブルを作業場とする提案です。
ダイニングテーブルを作業場とする場合、どうしても書類などが散らかりがちになるので、キッチンの背面やテーブル近くに、さっと片づけられる収納スペースを設けましょう。またパソコンやプリンターなどを仕舞ったり、置くスペースも計算してください。プリンターが丸見えだと、普段の生活の中でも仕事を思い出しがちになるので、隠せる工夫をするといいでしょう。
タイプ4:家事をするスペースと共有する(キッチン編)
これは、この後にご紹介するタイプ5とも共通することですが、利用頻度の高い家事動線上に書斎コーナーを配置すると、とても機能的に活用することができます。キッチンに目配せできるレイアウトなら、調理中でも作業することが可能になるかも知れません。どうしても仕事をすると集中しがちで安全第一ではありますが、ちょっとした空き時間を有効活用したい方には、うってつけのタイプだと思います。
タイプ5:水回りと隣接させることで利用範囲を広げる
キッチン編と同様に、利用頻度の高い動線上に置くタイプです。洗濯などの家事をこなしながら、その延長線上で在宅ワークをこなすことができます。このタイプのメリットは、ワークスペースを家事スペースと共用できること。たとえばカウンター部分は洗濯物をたたむ場所として活用できますし、鏡を置けばお出かけ前のパウダーコーナーとしても利用することが可能となります。
タイプ6;子どもと共有することでコミュニケーションも深まる
最近の家づくりでは子ども部屋とは別に、スタディスペースを、家事をしながらでも目が届く場所に設置するプランが人気です。タイプ6は、そのスタディスペースに、奥様も仕事ができる場所をプラスしてしまうアイデアです。まさに一緒に勉強するような感覚で、お互いに集中しながら頑張り合えます。お子さまが分からないところが出たら、すぐに聞くこともでき、コミュニケーションもより深まることでしょう。収納も共有できるので、空間を有効活用できるのもメリットです。
まとめ
最近では、在宅ワークを推進する企業も増え、「会社への出社は週に1、2回程度」という方もいるほどです。また女性はどうしても出産や子育てなどのライフイベントも多く、ずっと長く働き続けたいものの、出社が難しいというタイミングも生まれます。そんなときにも力強い応援団となってくれるのが、「奥様の書斎」。ぜひ検討してみてください。