今回ご紹介するスウェーデンハウスの「Radiance(レイディアンス)」は、同社史上、最も大きな日差しを実現する都市型邸宅。1980年代から、長く住み継がれる本物の家を提供し続けてきた実績の中で蓄積されたノウハウを集結し、北欧モダニズムのエッセンスを磨き上げた新しい提案です。都市部における家づくりでは、何よりプライバシーの確保が重要です。そのうえで多くの光を取り込み、奥行きのある空間を実現するためには、高度な設計力が求められます。スウェーデンハウスの技術・意匠設計力の粋を集めた「Radiance(レイディアンス)」の魅力をご紹介したいと思います。
目次
人と自然をやさしくつなぐ、「大開口」と「大空間」を実現
隣家との距離が比較的近くなる都市において、最大限の光彩を得ること。そんな命題に対し、「Radiance(レイディアンス)」は、雄弁にその解を語ってくれます。まず特徴として挙げられるのは、『人と自然のインターフェースを最大限に広げる、大開口・大空間を実現』したこと。従来よりも、さらにダイナミックに光を取り込めるサッシを新たに開発したことで、1・2階の連続サッシとした場合、最大5.2mもの大開口を生み出しました。
また、横に広がる連続サッシでは、最高ワイド6.0mの大開口を叶え、スウェーデンハウス史上、最も大きな日差しをもたらしています。縦の大開口はガラス面が1・2階を貫き、感動的な風景を室内に届けてくれるのです。そんな風景は、2層吹き抜けの最大高さ5.7mもの大空間を実現することができるからこそ。確かな構造はもちろん、木製3層サッシをはじめとする室内の快適な環境を支える高気密・高断熱性能を兼ね備える「Radiance(レイディアンス)」ならではの提案なのです。
スウェーデンの邸宅の歴史をまとう、オリジナル外装材「メキシ」
1960年代後半から1970年代にかけて、スウェーデンの邸宅を飾り、人気を博した外装材。それが「メキシ石」です。ブリック状の石を職人が一つひとつ丁寧に積み上げ、仕上げていったこの外装仕上げは、スウェーデンハウスでもお客様から絶大な支持を得ながらも、その後、販売中止に。「幻の外装材」となっていました。
今回、「Radiance(レイディアンス)」を生み出すにあたり、当時のメキシ石を日本の技術で蘇らせ、オリジナル外装材「メキシ」として新開発しました。本物のメキシ石から型を起こし、手触りや質感まで忠実に磁器タイルで再現。目地詰めのない工法を用いることで、美しさはもちろんのこと、建物との追随性に優れた耐震性能を実現することに成功しています。
表層面は親水性が高く、雨による汚れ流れ落としや紫外線による色褪せも防止。メンテナンスフリーの外装材で、暮らしにゆとりをもたらします。まさに邸宅「Radiance(レイディアンス)」にふさわしい外装材といえるでしょう。
一邸ごとに構造計算を実施。「耐震等級3」を全棟取得
大開口・大空間の実現と耐震性の両立は、住まいをプランニングするうえで大きな課題となります。スウェーデンハウスは元来、耐震強度に優れた木質壁パネルを強固に接合して一体化させた「モノボックス®構造」。地震の揺れを「面」で受け止め、分散させることで高い堅牢性を誇ります。
「Radiance(レイディアンス)」では、そんな基本性能に加え、全棟構造計算を行い、住宅性能表示における耐震等級の最高ランク「3」を取得。大開口・大空間でありながら、地震に対する安心も、都市型邸宅としてしっかりと担保しているのです。
オリジナル制震壁パネル「ヘイムダル」で最大限の安心を
「制震システム」とは、地震の揺れに対し、変形の大きな建物のために開発されたものです。そのために、極めて変形しにくい構造であるスウェーデンハウスの家では、従来の制震システムであれば効果があまりなく、必要としないほどの耐震性能を有しています。
しかし近年、数十年・数百年に一度といわれる大規模地震が各地で頻発しています。たとえこのような地震に繰り返し見舞われることがあっても、安心して暮らし続け、次世代、その次の世代へ住まいをバトンタッチしていきたい。そんな思いから、同社独自の制震システムを研究・開発することになりました。
制震壁パネル「ヘイムダル」は、那須秀行教授(日本工業大学建築学部木質構造研究室)、スリーエムジャパン株式会社、スウェーデンハウスがタッグを組み、3年もの歳月をかけて誕生させた、スウェーデンハウス専用の制震システムです。「ヘイムダル」により、中規模な揺れにはさらなる堅牢さを発揮し、巨大地震には高性能摩擦ダンパーにより、建物の揺れ幅を極小化。揺れを速やかに収束させることで、ご家族が感じる恐怖感をいち早く和らげます。
さらに、繰り返しの地震で起こりうる内・外装材などの軽微な損傷を軽減することで、補修費も低減させます。耐震等級3の耐震性能とオリジナル制震壁パネル「ヘイムダル」をミックスすることにより、安心と住まいの価値が長続きするのです。
「Radiance」の心地よさを体感できる「駒沢モデルハウス」
このスウェーデンハウスの新しい提案を形にしたのが、「駒沢モデルハウス」。洗練されたアーバンスタイルの建物は、シャープなデザインコンセプトで仕上げられていますが、同時に豊かな木質感が特徴です。住まう人にプライドとやすらぎをもたらしてくれる「駒沢モデルハウス」を少し覗いてみましょう。
北欧デザインの生活雑貨で手にする、豊かなライフスタイルの提案
「駒沢モデルハウス」では、そこかしこに北欧で生まれた陶磁器やガラス製品が飾られています。シンプルでありながら、温かみが感じられる北欧デザインは、自然素材をふんだんに取り入れた明るく開放的な建物にしっくりと馴染み、彩りを加えます。素敵な食器があるだけで、日々の暮らしが豊かになっていく。そんなプラスαの提案も、「駒沢モデルハウス」ではお届けしています。
建築家 アルヴァ・アアルトの設計思想に学ぶ、自然素材の活かし方
「北欧の賢人」と呼ばれたフィンランド人の建築家であるアルヴァ・アアルト(1898~1976)。彼は生涯にわたって200を超える建築物を設計し、さらに多くの家具や照明器具、テキスタイルを世に送り出しました。有機的なフォルム、素材や光の組み合わせによって表現されたそれは、モダニズムに対し、人間的なやさしさ、ぬくもりといったアプローチ。そんなアアルト設計思想を受け継ぎ、スウェーデンハウスとして表現したのが「駒沢モデルハウス」なのです。壁や階段、その手すりなど、その一つひとつのテクスチャーに、アアルトの息吹が感じられます。
LE KLINT社による、北欧の灯り提案
デザインの美しさはもちろん、機能的にも優れた灯りの数々を生み出しているLE KLINT(レ・クリント)社。紙を規則的に折り上げて作る手づくりのランプシェードなど、その繊細なフォルムは空間をより上質なものへと昇華させてくれる逸品ばかりです。「駒沢モデルハウス」の照明は、すべてLE KLINT社のもの。同社のCEOが、自らプロデュースしています。
映像と展示による北欧のライフスタイル紹介
「駒沢モデルハウス」のエントランスに入ると、右手にギャラリースペースが展開されます。その壁に設えられているのがGLAS LUCE(グラスルーチェ)。フラットなガラス壁面に映し出される美しい映像が、見る人を魅了します。「駒沢モデルハウス」では随時、北欧ブランドの紹介動画やスウェーデンの風景、暮らしなどを紹介した画像を放映。素敵な北欧文化を知ることができます。
まとめ
いかがでしたか? スウェーデンハウスの新しい提案「Radiance(レイディアンス)」は、本物を知り、本物を愛し、本物の豊かさを追求する方にとって、その思いを見事に受け止めてくれる都市型邸宅です。これから手にするであろう上質な暮らしを、ぜひ「駒沢モデルハウス」で体感してみてください。