テレワークにも対応できる間取り・カウンターの工夫/セキスイハイム

テレワーク

働き方改革が進み始め、さらに新型コロナウイルス感染症対策のため、一気にテレワークへの注目度が高まっています。「とはいっても自宅に仕事をする場所がない」という声も聞かれる中、これからの住まいづくりでは、テレワークに備えたプランを検討することが必須と言えるでしょう。実は、本格的なワークスペースは無理でも、カウンターをひとつ設置するだけで、自宅での仕事や暮らしがとても快適になるのです。さて、どんな場所に設置すると便利なのでしょうか。今回は、セキスイハイムの提案をご紹介したいと思います。


リビングやダイニングにスタディコーナーをつくる

セキスイハイム カウンター

ダイニングテーブルから1.5m以上離れた壁際に空間があれば、そこにカウンターを設けることで小スペースのスタディコーナーが出来上がります。お子様が勉強する姿を見守りながら、ご自身はダイニングテーブルなどでテレワーク。宿題などもさっと見てあげることができるので安心です。

子育て世帯で、お子様が幼児から小学校低学年の時期に役立つプランです。もちろんスタディコーナーで仕事をしてもよし。ミセスコーナーとして家事の合間に趣味を楽しむのもよし。収納も自由に組み合わせられます。


2階、3階など上階のホールにフリースペースを設ける

フリースペース

階段を上がってすぐの場所に、広めのフリースペースを設けるプランです。こんな空間なら仕事はもちろんのこと、小学校高学年くらいのお子様も勉強スペースとして活用できます。「部屋にこもらせたくはないけれど、勉強には集中させてあげたい」。そんな思いも、このプランなら叶います。

南に面してバルコニーと連続させると、洗濯干しなどの家事の利便性が高まります。

親子共有の本棚を設けるとたくさん本が収納でき、家族でシェアがしやすくなります。ダイニングテーブルのような食事をする場所と距離を保つことで、仕事で使う資料などを汚す心配もないというメリットもあります。


寝室に設けたクローゼット空間を活用する

寝室にウォークインクローゼットを設けるプランに、仕事専用スペースをプラスするアイデアです。限られた空間も、カウンター1枚程度なら有効活用が可能に。ウォークインクローゼットの奥に位置するため人の気配を気にせず、仕事に集中することができます。

テレワークをしていると急に家のチャイムが鳴ったり、家電製品から音声が出たり、時には愛犬が鳴きだすことも。そんな時に限ってテレビ会議や商談電話をしていて恥ずかしい思いをする方も少なくないようです。

このプランならこもり感があり、ちょっとした秘密基地的な感じも味わえますし、女性ならメイクルームとしても利用できます。


キッチンにカウンターをプラスすれば、より仕事がはかどる

セキスイハイム カウンター

キッチンを工夫することで家事の短縮につながり、それはテレワークの効率アップにもプラスとなります。キッチンにカウンターをうまく取り入れることでスムーズな配膳が生まれるだけでなく、コーヒーブレイクを楽しんだり、家族との団らんスペースとしても活躍してくれます。

ダイニングテーブルなどで仕事をし、ひと息つきたくなればカウンターに。シンク側が見えない工夫をしておけば、ちょっとしたカフェ気分が味わえます。ダイニング側のカウンター下を収納に活用すれば仕事で必要な資料もしまえ、さっと取り出すこともできます。


サニタリーを多目的に使いこなし、家事の時短、仕事効率アップを図る

キッチンと同様に、サニタリーをカウンターで工夫すれば、家事の時短につながります。家事室を設けなくても、洗面室にカウンター1枚を追加することで、アイロンがけなどに活用できる家事コーナーに変身させられるのです。

そこはドレッサーとしても使用できますから、身支度もさっとでき、気分を切り替えて仕事に向かうことができます。注意点は、限られたスペースをいかにうまく設計するか。広さや動線に合った奥行き、長さを選ぶことがポイントとなります。


まとめ

いかがでしたか。カウンター1枚でテレワークに対応しつつ、暮らしもより便利になることがお分かりいただけたことと思います。

  • ダイニング近くにスタディコーナーをつくる
  • 2階、3階ホールにフリースペースを設ける
  • ウォークインクローゼットを活用する
  • 家事の時短は仕事効率アップにつながる

限られた敷地条件であっても、カウンター1枚なら無理なく追加できそうです。これからの住まいづくりでは、ぜひテレワークを見据えた検討を行いましょう。