【必須プラン】作っておけばよかった…と後悔しないための必須プラン

家づくりでは、「あんな間取りにしたいな」「これも付けたらどうだろう」と考えているときが、一番楽しいですよね。でも、一番避けたいことは、完成した後に「あっ! しまった! あれをつくっておけばよかった!」と後悔すること。新築を建てた後にすぐリフォームなんてできません。そうならないために、“後悔しないための必須プラン”をご紹介しましょう。


必須プランその1:玄関収納・土間収納

玄関のたたき部分を広く取って、その一部を収納として活用する「玄関収納・土間収納」。これがあるのと無いのとでは、便利さに雲泥の差がつくと言っても過言ではありません!

「玄関は靴箱さえあれば十分」と考えているなら、もう一度、検討し直すことをおススメします。もし、土間収納がなければ、子育て世代ならベビーカーはいつも玄関の外。その他にも傘立てやゴルフバッグ、子ども用自転車、工具などの置き場にも、頭を悩ますことになってしまいます。

「玄関収納・土間収納」プランの参考はこちらをご覧ください。

【玄関収納】玄関まわりに「土間収納」をつくるときの5つのポイント


必須プランその2:ランドリールーム・洗濯室

毎日の家事の中で、頻度が高い上位に来るのが洗濯です。洗濯は洗うだけでなく、干す、畳む、アイロンをかける、収納するなど、さまざまな工程があります。それを上手につなげることで、家事が効率的にこなせるのです。

また、最近は気象の変化が激しく、急に雨が降ってくることもあります。梅雨時期以外の長雨も珍しくなくなってきました。外干しだけでなく、室内干しができるプランは、これからの暮らしの必須と言えます!

「ランドリー・洗濯室」プランの参考はこちらをご覧ください。

【ランドリールーム・洗濯室】失敗しない押さえておくべきポイント!


必須プランその3:パントリー・食品庫

パントリーとは、キッチンの近くに設けた小さな倉庫スペースのことです。食品やストック品、水や米、調味料、さらには調理家電製品まで、「使用する頻度はそこまで高くはないけれど、さっと取り出せると助かる」と言ったものを仕舞っておくのに、とても便利です。特にお料理が大好きと言う方は、必須中の必須です!

キッチン周りは、料理をするために実にいろんなものが集まってきます。調理器具はもちろん、食器、調味料、調理家電、ストックのレトルト食品などなど。キッチン収納やカップボードだけでは「ものが溢れ返ってしまう」と言う悩みを解決してくれるのが、パントリーと言うわけです。

調理家電が見えてしまうと、どうしても生活感が出てしまい、おしゃれではありません。そこでパントリーに“隠して使う”方も増えています。冷蔵庫をパントリーで見えないようにする人も少なくありません。オープンタイプの見せるキッチンが流行する中、来客時にものをさっと片付けられるパントリーは、強い味方になってくれます。

「パントリー・食品庫」プランの参考はこちらをご覧ください。

【パントリー・食品庫】計画する際に気を付けたい視点・ポイント


必須プランその4:インターネット環境

インターネットは、現代の暮らしにおいて必須であることは言うまでもありません。しかし、住まいにインターネット環境をしっかりと整備している方は、まだまだ多くないようです。「いまは要らないから、必要になったら後付けすればいい」と考えていると、思っている以上の工事費がかさんだり、通信速度の遅いプランを選ばざるを得なくなったりする可能性があります!

Webサイトを楽しむことはもちろん、テレビもインターネット接続の時代を迎えていますし、ゲームもソフトをダウンロードしたり、ネット対戦をするのが当たり前の世の中です。また、ネットでレシピを見ながら料理をする方も増えています。

さらに昨今はテレワークが推奨され、家族が同時にネット回線を使うケースが増えています。後から「しまった! 家を建てるときに考えておけばよかった」とならないように、インターネット環境整備は、あらかじめしっかりとプランしましょう。

「インターネット環境」プランの参考はこちらをご覧ください。

【ネット環境】在宅ワークに必須!新築時にネット環境を整える重要性


必須プランその5:リビング・ダイニング近くの収納

生活をしていると、どうしてもダイニングテーブルやキッチンのカウンター、リビングのテーブルなどにものを置きがちになってしまいます。帰宅時にメールボックスから取り出してきた郵便物、読みかけの本、パソコン、バッグや財布…。「またすぐに使うから」「家族宛の郵便物だから、誰かが片づけるだろう」と言った軽い気持ちが、部屋の散らかりにつながるのです!

そこで必須で用意したいのが、リビング・ダイニングのそばにある収納。帰宅したらさっと仕舞える収納、ダイニングやリビングでくつろいでいても、すぐに片付けられる収納があれば部屋も散らかりません。わざわざ遠くに移動して仕舞うのは億劫になりがちなので、主に生活をする空間の近くに収納を設けることがポイントです。


必須プランその6:宅配ボックス

いまや「ポチっと」通信販売を利用するのが当たり前の生活となりました。そこで新築時に必ずつけたいのが「宅配ボックス」です。後付けできるものもありますが、室内に荷物が取り込める住宅壁埋込タイプの場合は、建てるときに計画しておいたほうが得策です。


まとめ

いかがでしたか? 快適な暮らしを送るためにも、ぜひ上記6選は検討してください。そして、ぜひ家づくりに採り入れてください。新生活で後悔しないための「いえたて編集部」からのアドバイスです。