【積水ハウス・実例】自由に、効率的に。自然に包まれたシンプルな家。

豊かな暮らしとは。快適な毎日を過ごす方法とは。それらは住まい手によって違ってくるものです。だからこそ一邸ごとに自由設計で住まいづくりをすることが大切となります。積水ハウスは、60年以上にわたりお客様の声に寄り添い、理想の暮らしづくりを研究し続けてきました。今回は、漠然とした叶えたい思いをクリアにし、思い描いた暮らしを実現されたS様邸をご紹介します。


家事もコミュニケーションも、みんながつながる設計を希望

キッチンが中心の家に憧れていたというS様ご夫妻。料理をしている間も、片づけの時間も、家族の気配を感じながら過ごせる住まいに憧れていたそうです。また、そういった家族とのつながりを大切にされたいのでしょう。扉や仕切りの少ない、ひとつながりの空間が理想だったとも語られました。

「私たち夫婦は共働きで、今はとても忙しい毎日を送っています。だから料理や洗濯をする場所が近くて、収納スペースなどもまとまっていたら、動線が短くなって効率よく暮らせるだろうと思ったのです。キッチンもぐるっと回れるアイランド型がいいとお伝えしました」

その要望を伺い、積水ハウスの設計士が思い描いたのが、“ひとつの大きな箱”。敷地形状に合わせ、縦9×横8mのシンプルな空間を設計・デザインの中心に据えることを提案します。暮らしの中心となるのは、リビングやキッチンを一体化させた、柱のない大空間です。

「それを聞いたとき、のびのびと暮らせそうだと実感して、すごくワクワクしました。でも、生活する中での動きやすさは担保してくださいと伝えましたね。収納も動線が最優先。収納量が多くても独立型のクローゼットは要りませんとお願いしました」


どんなシーンもスムーズに。忙しい毎日でも心に余裕が生まれる

その要望から生まれたプランは、アイランドカウンターとダイニングテーブルをつないだキッチン、そしてその背面にサニタリーを配置させるというもの。サニタリーには洗濯乾燥コーナーとファミリークローゼットが用意され、キッチンからもダイニングからも、ぐるりと回遊できる提案でした。

「着替え、収納、洗濯の場がまとまっているので、服選びも片付けもラクなんです。家事がスムーズだと、忙しくても心に余裕が生まれます」とご主人。奥様も「大きな箱ですから、キッチンに立ったとき、テラスで遊ぶ子どもたちの姿も見えて、すごく幸せを感じるんです。なんだかほっとするというか(笑)。家族で過ごす時間も増えて、この家が愛おしく思えます」

S様邸は、室内空間と外部空間との調和も見事に図られています。リビングからはご主人が庭に植えられた植栽や隣家からの借景が望め、自然と一体したかのような豊かな暮らしを育んでくれます。また、エントランスへのアプローチは、植栽に囲まれた小道になっており、その先に現れるのがこぢんまりとした通路のような玄関。ピクチャーウィンドウに導かれるように歩みを進め曲がると、ドーンと開放的な大空間が。なんともドラマティックな演出です。

「明るい光と白い壁、ぬくもりのある無垢材が、とてもバランスよく素敵に溶け合っていて、すごくお気に入りのリビングです。玄関を敢えて暗めにしているので、いっそう気持ちよく感じるのかも知れません」と奥様は微笑まれます。


“動くのが楽しくなる”仕掛けが、豊かな暮らしの秘密

当初は“動きやすさ”を求めたご夫妻でしたが、実際に暮らしてみると、動きやすさの工夫だけでなく、“動くのが楽しくなる”仕掛けも盛り込まれていることに気づいたと言います。

「アプローチからリビングまでの演出もそうですし、庭の景色も時間によって大きく変化するんです。たとえば日中は川面の光が軒にキラキラと綺麗に反射します。それを眺めるのがすごく好きなんです」と奥様。「夜になると月が昇るのがよく見えるんです。月明かりで木々の影が壁に映るのも素敵なんですよ」とご主人。家族それぞれに好きな“イドコロ”があるのは、この家がシンプルだからこそ生まれる豊かさを内包しているからでしょう。

周辺の豊かな自然を家の中でも存分に味わうために、LDKを7.5m×6mという大空間に仕上げたS様邸。南東側は吹き抜けとなり、南側から東側にかけて横幅約5mの大開口も実現しています。これを可能にするのは、積水ハウスが独自に開発した技術力、施工力。そこに卓越した設計・デザイン力を合わせることで、唯一無二の住まいを完成させました。

「伸びやかで自由な使い方ができる空間だからこそ、子どもたちには宿題をしたり、くつろいだり、好きな場所で過ごして欲しい。大きくなっても、このリビングにいてくれたらいいな」と願う奥様でした。