【日本ハウスHD】隈研吾氏設計監修 創業55周年記念展示場オープン

檜の住まいづくりにこだわり、美しく、快適な暮らしを届けてくれる株式会社日本ハウスホールディングス(日本ハウスHD)。同社は創業55周年を記念し、愛知県・一宮展示場(一宮市丹陽町)に隈研吾氏設計監修のコンセプトモデルハウスを2023年11月3日にオープンさせました。今回は、この記念モデルハウスをレポートします。


一室空間によって、暮らしの変化にフレキシブルに対応

コンセプトモデルハウスのメディア内覧会でスピーチされる隈研吾氏。

国立競技場や高輪ゲートウェイ駅の設計に携わった隈研吾建築都市設計事務所。日本ハウスHDは、同事務所に創業50周年時にも記念モデルハウス(東京・瀬田展示場)を依頼していましたが、今回も新たに設計監修を委託。日本の伝統技術や日本の住まいの特長、国産檜を活かした「和モダン」のモデルハウスを完成させました。

隈研吾氏によると、今回の設計における基本は「一室空間」というもの。一室をさまざまに間仕切りすることで、用途に応じてフレキシブルな使い方ができ、豊かに、機能的に暮らせるのだそうです。このようなプランは世界に例を見ないもので、それをもう一度、復活させようと考えたと語られました。いわゆる「田の字プラン」の現代版とのことです。


たくさんの人が集い、子どもたちが元気に走り回る

たとえば、間仕切りを開け放つことで大きな一室が生まれます。そうすることで、たくさんの人が集うホームパーティや親戚の集まりも開くことができます。昔の日本は、自宅で結婚式も挙げたようですが、そんな伝統文化をもう一度、体現することも可能になります。もちろん間仕切りすれば、必要に応じて個室が誕生します。

また、2階の空間は寝室や子ども部屋で構成されますが、子育てにおいて小さな部屋で過ごさせるよりも、大きな空間で育ったほうが元気に、そしてコミュニケーション能力も高まるという研究結果が報告されているそうで、そういった子育てにも対応できるとのことです。


檜をふんだんに用いた、伝統美とモダンが融合した住まい

このコンセプトモデルハウスも、日本ハウスHDの特長である檜をふんだんに用いてつくられています。外観フォルムは、檜を格子状に組み上げ、細い横桟でつなげることで、どこか懐かしさを感じながらも、モダンな雰囲気が見事に表現されています。

また、室内においては、落水模様の特殊な和紙を基調としたインテリアとなっており、日本の伝統的な障子の空間の良さを現代に蘇らせたデザインとなっています。

今回のモデルハウスは、形が整理されたミニマルなデザイン。檜によって生み出された美しい佇まいは、街全体に風格を与えるのではないかと隈氏は語られました。子育て世代からシニア層まで、どんな家族構成であってもしっかりと受け止めてくれる住まいとなっていますので、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょう。


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